9月21日 クンリーコン 今回は涼風さん
キャストが大幅に変わっての後半プログラム。
前半と役者の揃い方が違う。(もちろん私の好みです)
全く構成考えず思うままに。
涼風真世さんことかなめさんが圧巻。
トート閣下で花總まりさんシシィとの「私だけに」鳥肌が立ちました。もちろん花ちゃんシシィの良さがあってのトートなんだけどその調和。素晴らしかった。
「レベッカ」のダンバース夫人。ひたすら女主人だけを追い求める夫人の哀しみ執着、嘆きの歌。
「モーツァルト」からの「星から降る金」息子と父に諭すように独立する、させるように促す歌。おとぎばなしを語るように歌う。
「エリザベート」の「夜のボート」年をとりシシィの元を訪れやりなおそうという皇帝陛下に残酷にも無理だと伝える歌。私たちはそれぞれのボートでそれぞれのゴールを目指す。涼風さんシシィは、弱々しい声なのに、ぶれもせずに皇帝陛下を拒絶する。
この前の一路さん回にはいなかった東宝本役のトート閣下城田優さんが登場。
「僕こそミュージック」を歌った。え?もしかして歌がうまくなってる?ごめんなさいしばらく舞台をみてなかったのでびっくりしました。
モーツァルトの天才の部分よかったわ。
それから「最後のダンス」を花ちゃんと。翻訳2人でやるんだもん。どちらもしっかり歌っていて、メインとハーモニーではなかったのがかっこよかった。
「闇が広がる」ルドルフを死に追いやる曲。迫力とひきずりこむかんじ。
「愛と死の輪舞」もすてきでした。
昆夏美さんの「ダンスはやめられない」。好きかも。「愛していればわかりあえる」もよかった。同じコンスタンツェの歌なんだけどしっかり別の場面の別の心の歌でこんちゃんもすっかりベテラン。「悪魔と踊らないで」や「100万のキャンドル」も迫力とストーリーにあふれていてかっこよかった。
花總まりさんは、言うまでもない。「秘めた思い」「私たちは泣かない」
「私が踊るとき」を城田優さんと歌ったのは気高いシシィそのもの。もちろん主観です。
あと、女性アンサンブルの彩花まりさん。丁寧なダンスと歌。この前の一路さんのときにも思ったけど、出過ぎず主役というかそちらを立ててるのに、ソロはしっかりダンスも丁寧にしっかり。立ち姿も美しくさすが元ジェンヌさんと思いました。
円盤は出ないのかなぁ。