日記をつけて振り返り

日記あれこれ

8月27日 「1789〜バスティーユの恋人たち」 ライブビューイング 宝塚星組千秋楽

見に行ってきました。

ストーリーなどは公式に譲るとして。

とにかくよかった。

f:id:pimarudayo:20230827231717j:image

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2023/1789/index.html

まず。礼真琴さん(こっちゃん)

主役ロナンですね。

またやせちゃったように見えましたが、それが貧しい農家の息子という設定に

ぴったりすぎる。

心配されていた歌ですが、もちろんしっかりと歌ってました。

ダンスもかっこいいし、お芝居もいいし。

本当に声に歌に感情を乗せていくのが素晴らしすぎる。

ロベスピエールたち平民階級のお金持ちに反感や疑いを持っているところとか

揺れ動く心のうねりのようなものが濃く感じられました。

 

相手役は娘役トップの舞空瞳さん(なこちゃん)

少女のようで強い意志とまっすぐな心が可愛い演技でした。

立場によっては実らない恋があるという歌を、切々と、自分の立場を理解して

決意も込めて歌い上げていました。

王妃様との別れの場面で、好きな人と王妃様のどちらかを選ぶかというところ、

生き方を決めていくところがよかったな。

あと、こっちゃんに、お誕生日おめでとうをいわれて、少女そのもので泣いちゃったのはかわいすぎ。心配かけてごめんねのこっちゃん彼氏すぎる。

 

有沙瞳さん(みほちゃん)

最後の舞台、見事なアントワネット様でした。

退屈で虚しいから賭ける賭け続けるという歌の圧巻。

王太子を亡くしてからの変化、フェルゼンに対する愛の向け方など

変化がすごかった。歌は迫力です。前半と全く歌い方も声も違うんだもん。

この前見た「赤と黒」のレナール夫人と並んで素敵。

ロミジュリの乳母の役も。

 

瀬央ゆりあさん(せおっち、なおちゃん)

これで専科に異動。さびしい。

同期で仲良しのこっちゃんと離れちゃう。

本当に毎公演かっこよくて、どんどんかっこよくて

迫力あるお芝居とダンスや歌。大好き。

この前の「バレンシアの熱い花」のラモンよかった。

いい人でちょっと血気にはやる若者だった。

今回アルトワ伯という国王の弟役で敵役。

悪くて悪くてぞくぞくする。媚薬をオランプに盛ろうとしたところ、

自分の血筋が一番、神から譲り受けた王権〜という歌は

上からどんと抑えつけて押し付けていく。

あーあ、次はいつかな。早くまた観たい。

タカスペなのかなぁ。

 

だんだん長くなってきた。

 

デムーランの暁千星さん(ありちゃん)

こっちゃんがお休みしたときにロナンを演じた人。

背が高くて、お顔が小さくて、赤ちゃんみたいな笑顔だと思っていたら

おとなびて青年で、歌もうまくてもちろんダンスも良くて。

ロナンに対する同情や哀れみの視線がちゃんと伝わってきた。

すがすがしいほどのおぼっちゃま感と正義感。

こっちゃんの代役の話のとき、涙がー。美しすぎる。

 

ロベスピエールの極美慎さん(かりんちゃん)

残酷なロベスピエール、性格がゆかんでると言われるロベスピエールではなくて

まだ若き日、心に情熱の炎をたぎらせるロベスピエール

ああ、お顔が小さくて綺麗で、プリンスって感じでした。

 

天華えまさん(ぴーすけ)のダントン。

星組を支える男役!って思う。

私はロミジュリの「死」の役が忘れられない。

 

えっと書いてるとキリがない。

 

とにかく良い作品であるのは間違い無いのですが、

全くそれとは別に

星組の実力というのを見せつけられた感じがします。

星組パッション」なのです。熱い。

こっちゃんとなこちゃんがトップのせいか?

どの場面も大事で、どの歌も迫力でコーラスもいいし

ダンスもキレッキレ。追いかける背中。

円盤とCD買います。家中に「サイラモナムール」が流れる予定。

歌だけのCDあったらいいのに。

 

最後にこっちゃんのご挨拶がありました。

こんなにこんなにーというくらい自分を責めていて、そんなそんな。(何言いたい?わたし)

おやすみしたことへの責任感など言葉にしていた。

発信することについても言及してた。

SNSをしないジェンヌさんたちには憶測がとびやすいよね。

こっちゃんが、自分の意思でここにいること、ポリープはなったことがないと

発言したことで全て伝わったのではないでしょうか。

こっちゃんが言うなら、そうなんだわ。って思うことにする。

 

休養してまた元気になって舞台に戻ってきてください。

待ってる。それだけ。